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『わくわくラテンマガジン』 【Wak-Wak.latina】 ( 2001 / 04 / 03 )

Vol.03  普段着で楽しめる音楽・フォルクローレ。。。

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Tannyです。

1ヶ月半ぶりのごぶさた。どうも遅筆で失礼しています。。。
2月末から3月初旬にかけて、遅めの休暇をいただき隣国チリへの
アンデス山越えバス旅行をしました。海の幸三昧と物価の安さに
満足。チリ国民の勤勉さには噂に聞いてたもののびっくりでした。

さて第三回めはようやく南米アルゼンチン音楽についてご紹介。。。
(音楽についての話題が全然ないじゃない?!なーんてメールも
頂きました。小心者のTannyは語りたいこと山ほどですが、いざ
書こうと思うと構え過ぎて専門家でもないのでつい尻込みしちゃ
ってたんですよ。笑)

私の住んでるアルゼンチン国の首都ブエノスアイレス市ではお金
にゆとりのある人もそうでない人も普段から日常生活的に音楽が、
自然と楽しめるような素敵な配慮があります。

毎週金曜日、新聞には週末から1週間のイベント情報を掲載した
別冊がつくので、朝それを買ってチェック。まず見るのが「無料ラ
イヴ(Gratis)」の欄です。ここには「おお!」と驚くようなビック・ ネーム
も時に挙がっていますからぬかりなく、入念に。お目当てのアーティスト
名をチェックします。

今週は、それほど有名ではありませんが私が今年初めに出会って、
すっかり気に入った新進フォルクローレ女性歌手の一人「LORENA
ASTUDILLO(ロレーナ・アストゥティージョ)」のライヴが市内
Parque Centenario(百周年公園とでも言うのかな?)という丸くて
週末は蚤の市でにぎわう公園でありました。20時から約1時間半の
ライヴ。アルゼンチンにしては珍しく時間厳守で始まるのがこの公園
の優秀なところらしいです。ちなみに先週は1998年「日亜修好通商
条約百周年記念」で初来日を果たした女性タンゴ歌手として有名な
「Susana Rinardi(スサナ・リナルディ)」が同じ場所でやはり無料で
ライヴを行ないました。

ロレーナは、今年1月の*コスキン音楽祭にも出演している正統派ですが
私は彼女が初CDテーマである「クチ・レギザモン」こと「グスタボ・レギ
ザモン」の曲が大好きで彼女の美しい透き通る声がクチの曲に非常にマッ
チして感動的でした。彼女の歌声を引き立てるサミーのギターとヘルマン
の太鼓、そしてドラムも小気味良かったです。途中友情出演で若い女性
ヴァイオリニストとウィリーのベースが場を盛り上げてくれました。

*コスキン音楽祭…(アルゼンチン・コルドバ市で毎年行なわれるフォル
クローレのフェスティバル、日本の福島県でもこれにちなんだ「コスキン・
エン・ハポン」というフォルクローレ祭が行なわれている)

私は特にフォルクローレの熱心なファンという訳でもありませんが、当地
に暮らしているとタンゴと並んで日常的にフォルクローレに接する機会が
多く、また友人の影響もあって「へたの横好き」「素人の手習い」的に色々と
聞きかじって、好みのモノを見つけるのがささやかな楽しみです。

私好みのフォルクローレは土臭い、いわゆる「ボリビア系」(正式な曲種を
知りません)だったり、アルゼンチン北部サンティアゴ・デ・エステーロ州
のチャカレーラのリズムだったり、かと思えば元来好きだったブラジルの
ボサノヴァや黒人音楽のジャズやヴァラード的アレンジの入った「現代的な
フォルクローレ」と様々ですが、口ではうまく説明できないものの音的には
一種の共通点があるようです。

ロレーナは4月中は毎週金曜日23時から市内のお店(住所:Sarguero666)
で、ライヴを行ないます。
「機会があったら是非日本でも歌いたいわ!是非招いてね!」なーんて言葉も
アルゼンチン人らしくていいじゃないですか?

フォルクローレに関して詳しいことを知りたい方は私の運営するサイト
「アルゼンチン,ブエノスアイレスの風」リンク集をご覧下さい。

以上

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