タンゴのお店紹介
アルゼンチン・タンゴについて
(最終更新日)04/04/2002 ただし、金額は2001年12月以前のもの
ブエノス・アイレスを観光されるなら、やっぱり夜はタンゴでしょうか?
タンゴ・・・とひとくちに言っても様々な楽しみ方があります。
Tannyはダンスのタンゴは習いましたが基本的に踊りません。
タンゴの演奏は聴くのが好きですが、楽器演奏はしません。そしてタンゴの歌は日本の演歌に通じるものがあると思っています。
1.観光客向一大エスペクタクラル・ショー・タンゴ
大規模なステージでのオーケストラ演奏と複数のダンサーによるアクロバティックなショーに最近ではアルゼンチン・フォルクローレもセットで見応えたっぷり。
予算:1ドリンク付きで$40-50/夕食付きなら$60-70。
タンゴショーエリア界隈はあまり治安はいいと言えず、ラジオタクシーやレミス(予約タクシー等)をホテルやタンゴの店かもしくは旅行代理店に頼んで送迎してもらう方が結局は
安心・安全で無難。店の前で待つ流しのタクシーは観光客目当ての悪徳もあるので注意。
代表的な店:Sr.TANGO, La Ventana等
2.昔気質のいわゆるイメージ通りのタンゴ
1.よりも幾分小さめのお店、いわゆる老舗のタンゲーロ的な趣がある店。バンドネオン、キーボード、ギターの演奏に1カップルのダンサーと歌手1-2人が出演するのが一般的。
予算:1ドリンク付ピザ食べ放題を売り物にしている店(そんなに食べられない)やサンドウィッチ、おつまみ程度が注文できる。店によって異なるが$15-30。
代表的な店:BAR SUR, La Cumparsita等
3.地元の方が楽しむマニア向けのタンゴダンス・ホール=ミロンガ(Milonga)
1.2.のお店より小さい会場で行なっていたり、ただ踊るだけの為の会場だったりする。
入場料:$5-10
場所:市郊外や住宅地など不便な場所にあることが多い。レストランの奥に会場がある場合も地元の芸能人や愛好家が集まるお店など。
※街のはずれ等、行く場合はRemis(=予約タクシー)かラジオタクシー等で送迎してもらう方がよい。
開始時間:21時〜真夜中と店によってまちまち。
踊りは一般的な愛好家が踊っている事が多いので、観光客が見てもそんな面白いモノじゃないが、地元民がどんな風にタンゴを楽しんでいるのかを知るには非常に興味深い。
いわゆる踊りが大好きな地元タンゴ愛好家が行くmilonga(=ダンスホール)などの中には生演奏でなく雑音まで録音されている「いにしえ」レコードの復刻カセット・テープだったり、
体育館のような広い会場で明け方4-5時頃まで踊り明かす場所だったりすることも。超一流ダンサーが踊りに来ている場合に遭遇できることもある。
毎週金曜日、ちまたの一流ダンサー達が一同に集まり、生演奏で踊れる場所は人気だが、タンゴ界の厳しいしきたりや掟に注意。
代表的な店:SALON CANNING、,milonga SUNDERLAND、milonga del
TORCUATO TASSO、 LA ESTRELLA、milonga del MOROCCO、milonga NIN~O BIEN
4.踊りより演奏を楽しみたい
1.2.のお店でももちろん演奏は楽しめるが、時に3のお店で今ホットなオーケストラや若手の生演奏が聞ける場合がある。演奏はソコソコだがひたすら歌を聞かせてくれる店も。
その際、一流ダンサーも口コミで集まっている場合もあって、楽しみは倍増!かも。
開始時間:いわゆる1.2.のタンゴ終了後に集まる場合が多いので早くて21時、でも会場が盛り上がるのは23時以降〜。
場所:市郊外や住宅地など不便な場所にあることが多い。
予算:入場料1人$5-10位。のちバーでドリンクを頼む形式。テーブルチャージは一般的にない。
代表的な店:Club
del VINO、milonga del TORCUATO TASSO、milonga NIN~O BIEN
5.昼間タンゴが見られる場所
一般的に見かけるスポット(見て良かったら、チップをはずんであげてください)
A:フロリダ通り......平日でもヴァケーションシーズンの12-3月頃まで大道芸とタンゴは見られる確率が高い。
B:ボカのカミニート......ここも観光スポットなので上記に同じ。
C:土日のレコレータ、フロリダ通り、サンテルモのドレーゴ広場、ボカ地区カミニート周辺
D:Confiteria la Ideal......映画「TANGO」にも登場、1Fがひなびたカフェテリア、2Fで昼〜夕方タンゴ教室を開催。
E:Cafe'
Omero Manzi
6.タンゴを見に行く時
服装は???
昔はもっときちんとした服装が良かったのかもしれませんが最近ではかなりラフ。
バックパッカー姿の観光客もいれば、イブニングドレス系老夫婦もいます。
ただしある程度シックな服装の方がその場には合います。(特に夕食付のショーに行く場合はラフは×)
ジーンズTシャツでタンゴというのはその場の雰囲気にそぐわないのでややカジュアルという程度にでも気遣っていただく方が楽しむ側も気分が良いの
では?しかし無理にタンゴの為におおげさな格好する必要はないでしょう。
旅の合間にちょっとおしゃれするのに、タンゴを見に行くのはいい機会ではと思います。 持参する荷物は最小限に。
カメラはOKですか???
ブエノス市内で写真撮影お断りという箇所はほとんどなく、日本と比較してもその規制はゆるやかです。
タンゴの場合はまず大丈夫で、もしダメだと言われたらその時点でゴメン、と言ってカメラをしまえばOKです。
店内でプロカメラマン?が我々観客の記念写真を撮って売込む商売もありますが、欲しくなければ買わなくて構いません。(だいたい1枚$10-25位)
店によりカメラはOKだがビデオはお断りというところもあるようですが、注意されたら謝って機材をしまえばいいでしょう。
予約は必要?
平日なら予約なしでもほぼ大丈夫ですが、念のため電話で営業しているか確認した方が無難。タンゴ関係はほとんど英語対応可能で日本語が
通じるところも一部ありました。ホテルやユースホステルの人に頼んでみてもよいでしょう。
予約する場合は、見に行きたい日・曜日、人数、時間、値段(食事付か食事無か?)等の確認を忘れずに。
交通手段は???
交通手段に不安がある人はホテル・ユースホステルから希望の店までRemis(=予約タクシー)かラジオタクシーで送迎予約をお願いするのが無難。
タンゴのお店がある場所は一般的にあまり治安が良いとは言えず、また終わるのが夜中になります。いつも安全とは限りませんから、くれぐれも気をつけて。
ひとこと・・・
●倉庫を改造した広いステージ派手なショーで人気
Sr.TANGO、老舗タンゲーロの風格
El viejo Almacen、Bs.As.で最も古い老舗カフェでタンゴとジャズをCafe'
Tortoni、お洒落スポットPuerto Maderoにオープン Tangoteca、安定した人気La
Ventana、料理も美味しいEl
Querandi'、若手が活躍Sabor
a TANGO、映画Buenos Aires等で有名シックな店内 BUR
SUR、いわゆるタンゴという雰囲気
La Cumparsita(近くにすき焼きを食べさせてくれる日本人経営の店その名も「SUKIYAKI」がある)など、(・・・ほんの一部)もっと詳しく知りたい方はタンゴのお店紹介へ
※残念ながら閉店したお店・・・Michelangelo、Casa
Blanca、
7.タンゴ・ダンスの習える場所
数え切れない程教室は有る。
探し方......Milongaなどに置いているタンゴ情報雑誌(無料)にタンゴに関する各種情報が掲載。街角にもチラシが貼ってある。
料金の相場......1レッスン(グループ)$5-10、もっと安い場合もある。
いい先生にめぐり会うことはなかなか相性もあって、難しいようです。
8.タンゴ・ダンス用品各種
靴・衣装・小道具等のお店もタンゴ教室と同様Milongaなどに置いているタンゴ情報雑誌(無料)に掲載。
特に靴はピンからキリまであり、有名だから高価だからと言って必ずしも良い品物を扱っている訳ではない。
意外とマンションの一室等で工房の形式を取り、ほそぼそと手作りで良い靴を作っている店の方が値段も良心
的で穴場である。タンゴ靴の他、フォルクローレ等各種ダンスシューズの靴も同様に作っている。
※やはり、いい靴やさん探しにはタンゴ仲間同士の口コミが最も信頼できるようです。
値段は一足$60から有る。自分の足にあう靴をきちんと合わして見つける事がポイント。足に合った靴は、
長時間のレッスンでも靴ずれしない(友人Tの体験談より)。
9.タンゴの読める本
Bs.As.の書店、本のキオスコ等で販売。(注:本を扱うキオスコと書店では扱う書籍が異なります)
以下に紹介するペーパーバックタイプはキオスコで買いました。
金額:いずれもS5〜6と手頃。是非アルゼンチンへ旅行された際はご覧あれ。
その他にもタンゴ関係、フォルクローレ関係書籍は沢山あるので書店で色々探される事をおすすめします。
(特にタンゴの歌詞に多用されているLunfardo(=隠語)の辞典も数冊でています。しかしながら、言葉は生き物、全てのルンファルドが網羅されているという訳ではないようです)
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10.現地タンゴHPリンク