私の住むブエノスアイレス市
パレルモ地区の犬たち


パレルモ地区の犬たち

名物!犬のさんぽやさん

気になる犬たちの値段

子犬のエキスポ

親バカ?!友人たちの犬

 

  ここパレルモはブエノスでも暮らしやすい恵まれた平和な環境の街の1つです。この辺りでみかける
犬・・・というと、たいていご家庭の飼い犬ちゃんたちで野良犬は皆無。みんなdepartamento(デパル
タメント=アパート)暮らしですが、平気で?ラブラドール・レトリバーシェパード、ハスキー、
セッター、
E・シープドック果てはアフガン・ハウンド、グレート・デンなぞもお散歩させてます。
この街に暮らしてから、子どもの頃大好きで破れる程に眺めていた「いぬはともだち」というムック本
でしか見たことのない血統書付きのヨーロッパ系のワンちゃんにも沢山出会えるようになり、自分自身
犬は飼えない境遇ですが、毎日「目の保養?」をしています。

 大型犬ばかり紹介しましたが、ここには中型犬も多くコッカー・スパニエル、我が愛しのビーグル
テリア系も多いしチャウチャウも見かけます。意外と日本ほど見かけないのがマルチーズ、ヨークシャ
プードル
ポメラニアンは皆無です。そうそうもちろん尻尾がくるっと巻いた日本犬の類も希で、よほ
どのマニアか金持ちでないと飼っていません。ちなみに私の通勤コースでいつも見かける秋田犬が一匹
いますが、それ以外では柴犬を一度見かけたくらい。

日本では珍しいチャイニーズ・シャーペイ、ブルテリア、ボクサー、ブルドッグ、等も結構います。
アルゼンチンの人々はおおむね、犬が大好きのようです。しかも大型犬が。。。

 特筆すべきことは、「飼い犬のお散歩やさん」という職業がある事!
この光景は圧巻。N.Y.かヨーロッパかブエノスか?
少なくても5匹、多い人では10匹以上を統率して歩く姿は素晴らしい。犬好きの憧れの職業です。
だいたい散歩やさんは体力勝負?なので男性の方が多いですが、女性も時折みかけます。
犬たちの中には綱をつけないで放されたままでもちゃ〜んと散歩やさんに付いて歩くワンちゃんも
居て、その余裕の姿には「あんた偉いね!」なんて声もかけたくなります。
雨にも負けず風にも負けずのお散歩やさん、犬好きじゃないとできないよね。

アルゼンチンじゃ人間よりお行儀良い犬たち
この通りは信号替わるの早くって大変。
「散歩やさんがランチの時にゃ僕たち
こうやって帰りを待ってんだよ。」

 そして最近出来たおもしろい犬関連ものとしては、「排泄物用ゴミ箱」!
犬のお散歩中に出たゴミ?を入れる専用ポスト型ゴミ箱です。かわいい犬のイラストが目印で、街の
景観を損なわないよう色もダークな緑にしてありハイソなペット愛好家心をくすぐる趣向です。

 これが出来るまで私なぞも「犬はかわいいんだけど下に落ちてるモノがねえ・・・」と、亜国の
ペットマナーについて閉口していましたが、最近ではどうも下の固形物の落ちてる度合いが減った?
ように感じます。(ごく一部の地域ですが)非常に良いことで、このまま徹底してくれればブエノス
の街は更に美しいと評判になる事でしょう。。。

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気になる犬たちの値段

 新聞のClasificadoコーナーに犬のブリーダーが出す広告欄があり、それによると相場はどの犬でも
$200前後
。日本に比べるとずいぶんお安い印象です。血統書手続きがなされている犬はそれより若干
高くなりますが、それでも$400-600。
大型犬でも小型犬でも値段にさして差はないように見受けられ
ます。 

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子犬のエキスポ

 6月初旬〜下旬までの1ヶ月間、La Ruralで、その後7月の一ヶ月間、ブエノスアイレス市立の博覧会場で行われた
子犬の博覧会でのスナップ写真です。市内ではここに掲載されている以上に沢山の犬種が街中で見られます。
ちなみに、血統書のない雑種もバラエティに富んでいてやっぱり日本の雑種とはひと味もふた味も違った趣です。


私の中でのアイドル、ビーグル!
「スヌーピー」のモデルでもあります。
性格はおっとりしていてマイペースで
陽気で楽天的。番犬にも適しています。

お手入れが大変そうなスコッチ・テリア

大型犬が人気のアルゼンチンでは
イングリッシュ・シープドッグも結構多い。
この子はマスティフ、ひとなつっこくて
アップで迫ってくれた。
その結果がこんな不気味な写真になっちゃった
チャイニーズ・シャーペイの赤ちゃん
生まれた時から老け顔しわしわ。右写真も登場

毛並みが美しいゴールデンレトリバーと
しわしわのチャイニーズ・シャーペイ対照的。
ブレてる写真が多いのもご愛敬、活発に動く子犬たちにはかないません!(一部成犬もご紹介)


いろいろな犬たち
子犬特集!
マルチーズのマルコはホントに
根っから陽気でラテン子犬
耳が特徴的なシェパードの
子犬。この子はうるさいの
ラブラドール・レトリバー子犬
しょっちゅう眠ってます。


ラプラタ博物館の帰りにブリーダー(犬繁殖者)が見せていた
セントバーナードの子犬、これで3ヶ月です。でかいよね。

友人宅でその昔生まれたシェパード系の雑種、合計9匹。
出産した母さん犬もさぞ大変だったでしょうね。一匹紛れてる
ちょっと大きな子犬は別の親から生まれたものです。

犬の病気とワクチン
動物大好きなアルゼンチン人は日本のペットブーム同様、洋服着せたりペット専用ソファを買ったり、
バンダナをクビに巻いたりと工夫をこらした飼い主もよくみかけます。
それだけに犬はペットというより、大切な家族の一員なので獣医さん、獣医を兼ねたペット用品店も
沢山あり、ペットに関するケア-も行き届いているようです。