1999/09/03-08
移民祭出演・夢海渡太鼓の太鼓持ちでミシオネス
Misiones オベラ Obera'の旅
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからひたすら北へ夜行バスで12時間。イグアスの滝で有名な
ミシオネス州へ行きました。
目的はObera(オベラ)の町で毎年9月初旬に開催される移民祭に日系の沖縄太鼓グループ・
夢海渡太鼓(むかいとたいこ)が招待出演する事になり、文字通り「太鼓持ち」です。
オベラの移民祭会場
左側の白い屋根が特設会場、パラナの土は赤く緑との対比が印象的。
当日は大雨で私のズボンは赤い泥ハネで染まった。
OBERAの移民祭(ミシオネス州)
Obera(オベラ)の街には、ドイツ・スイス・フランス等のヨーロッパ系移民をはじめ、様々な国からの移民が 暮らす町。
移民祭を行う公園内には各移民国の典型的建物が建築されており、祭り開催期間中は、各国民芸品や屋台が
並び、一大民族博覧会のよう。もちろん日本ブースもあります。
1999年度出店国:
Alemana(ドイツ) / Arabe(アラブ民族) / Argentina(アルゼンチン) /
Brasilena(ブラジル) / Espanola(スペイン) / Francesa(フランス) / Italiana(イタリア) /
Japonesa(日本) / Nordica(ノルウェー) / Paraguaya(パラグアイ) / Peruana(ペルー) /
Polaca(ポーランド) / Rusa(ロシア) / Suiza(スイス) / Ucraniana(ウクライナ) /
.....15カ国公式リーフレット掲載国順(以下に一部写真掲載)
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大阪万博基金で建設された日本人会
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かりんとうと竹の子瓶詰め
お土産に頂いた
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夢海渡(むかいと)太鼓の演奏
はミシオネスの観衆に大反響を
呼んだ。
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グループ名・夢海渡(むかいと=夢が海を渡る)が、移民者の夢とロマンを感じさせる。
マル・デル・プラタのページでご紹介のもう1つの日系太鼓グループ「琉球国祭り太鼓」とは対照的
少人数・大小の太鼓にホラ貝等のシンプルな音楽・演奏形態で渋い。
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ノルウェー▲とスイス→
のパビリオン
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大雨にも関わらず会場は満席
日系人の「Reina=女王」候補者→
混血化が進み、とても神秘的で
スタイルの良い美人が多い。
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移民祭のハイライトは「Reina=女王」をコンテスト
各国代表の若い女性がそれぞれの民族衣装を身にまとってほほえむ。
日本からドキュメンタリー取材も来ていた。
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フレッシュ・パイナップル・ジュース
Jugo de Anana fresca を飲んだ
Misiones (ミシオネス州)はどんな所?
ミシオネスは亜熱帯の緑に覆われた赤土が有名な州です。
アルゼンチン人の国民的飲み物「マテ」の葉や紅茶葉が栽培されており、その景観は
何となくアジア似で日本人にとっては心なごむ原風景の感があります。
また製紙業も盛んで紙の原材料となる松が沢山植えられています。
ミシオネス州は大変暑いので(真冬の8月中旬に訪れ、日中は30度近くまで上がった事も。
マテはどこへ行くにも地元民の必需品、真夏にはジュース等で割る冷たいマテ=テレレを飲む。
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本当にのんびりできる景色
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S・イグナシオのカウンター厨房跡
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ドライヴ中にもマテはかかさず...
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グアラニー語について
ブラジル・パラグアイ・アルゼンチンの国境が面しているこの地域にはグアラニー族と呼ばれる先住民族の子孫
が今も多く暮らし、スペイン語とグアラニー語が話される。そこで私も速習!ひとことグアラニー語を教えてもらった。
「ヘッ・テレイ!」=とても美味しい!食いしん坊な私にとって必須?!(笑)
もっとグアラニーについて知りたい方へ・・・
「DIC資料館」サイトをご参照下さい。
以下URLの「図書室」内(5月ウルグアイ・パラグアイ・グアラニー)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/7886/doc3-1.html
そこにグアラニーに研究に関するリンクがいくつかあります。(英語)
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イエズス会の伝道所、サン・イグナシオ遺跡 散策・・・
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併設博物館への入館料含む:入場料$2.5、英語ガイドブック$2(モノクロ)、スペイン語ガイドブック$3(カラー)
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夏には遺跡をライトアップして野外コンサートも開催。
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隣接する博物館内でのタイル画
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遺跡は傷みがひどく、年々風化が進んでいる
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博物館の建物
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入場券の半券
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暖かいミシオネスの気候に適している産物が、マテの葉(Yerbaジェルバ)、紅茶。
レンガ色の真っ赤な大地にこれらの作物がとても風情があった。
緑が多く、どことなく日本を思い出させ、心が和みます
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おすすめ情報 : ポサーダスのバスターミナル内のお土産店で販売の紙袋(素材:クラフト
紙にミシオネスの動物や地図の図柄をプリント)は、その昔日本の大手製紙会社が提携し
た工場で作られた紙を使用。品質がよく丈夫で値段も手頃。ミシオネスに7年駐在の日系
知り合いから教えてもらった知る人ぞ知るお勧めお土産です。
小$1、中$1.5、大$2
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交通:ブエノスアイレスからは、レティーロ駅近くのバスターミナル(Terminar de Omnibus)から各種長距離バスが出てます。
バス会社は往(バス会社名不明$35),復(Via BARILOCHE$45)片道12時間位。バスは値段によって異なりますが、行きは横列
4人掛けで夜行でしたら、日本人には十分過ぎる量の軽食(夕食)・朝食・飲み物サービス有り。帰りのバスはランクを上げたの
で、横列3人掛
け、毛布・枕付きで飛行機の機内食と変わらないスチュワーデスによる夕食・朝食及びアルコールを含む飲み物サービス付き。
いずれのバスもWC装備・2階建て式バス。
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