◆アルゼンチンお天気事情◆(2007年04月現在)
 夏も終り、イースターホリディ(Los Feriados de Semana Santa)中のアルゼンチンですが、この夏は南米大陸で多雨による洪水が頻発しました。(エル・ニーニョの影響と言われています。)
 ブエノスアイレス市街の地下鉄が冠水したり、サンタ・フェ州などラプラタ河やその支流流域があいついで水に浸かり、(牛さんが水浸しの中を闊歩したり)ロック・フェスティバルが中止となる事態も。また蚊も大量発生しているので虫除け等の対策を講じた方がよいかも?地域によってはデング熱を媒介する蚊もおり注意が必要です。
(黒い服に蚊は集まってくるので白い長袖等無難です。ジーンズの上からでも刺します。)
 近隣国のウルグアイでも同様に蚊が大量発生したり、ボリビア(サンタ・クルス等の低地)でも洪水で多くの人々の住居が浸水しました。
 10年前も洪水被害が多発した南米地域。定期的に自然の驚異が猛威をふるうのですね。
◆アルゼンチンのお金事情◆(2004年03月現在)
 下(2002年08月現在)の記載で紹介している債券LecopPataconですが、2002年と2003年には経済危機のあおりで 出回っていましたが今はもう使われていませんので、くれぐれも騙されて貰わないようにお気をつけ下さい!
お札との区別は、債券の場合、裏面がお札の柄ではなく「これは債券でいついつまでの有効期間だよ」というような説明文(以下の写真参照)になっています。珍しい、という意味ではコレクションの対象になるかもしれませんが、金銭的な価値はゼロです。
◆最近のミロンガおもしろ事情◆(2002年12月現在)
 ミロンガ(Tangoのダンスホール)で入場料の換わりに一人1kgの何か食べ物を持参くださいというのが最近あります。
入場料のかわりに1kg以上の保存食品だったら何でもいいわけで、お米、パスタ、小麦粉、缶詰・・・などを持参するのです。
 これは食べ物に困ってる子供達に届けるとのことらしいんだけど、たしかにお金集めるより集まりやすいし、現金だと途中でどこか(他の目的で)使われそうですから現物の方がちゃんと届けられそうだなあと思われる、今のアルゼンチンらしい事情です。他のミロンガでも行われているそうです。
◆アルゼンチンのごみ事情◆(2002年10月現在)
アルゼンチン通貨の切り下げの影響で再生用紙の価格が急騰し、ブエノス市内ではゴミをあさる人いわゆる”クリハ=Ciruja”が急増して問題になっておりブエノス州政府では、ゴミの種類わけキャンペーンをはじめました。
問題は人々が袋を破るため、あさった後のゴミが散らばる衛生上面と、ゴミに混じるガラス破片等での怪我。アルゼンチンではスーパーの白いポリ袋をゴミ袋に使用するのが一般的ですが、そこで大手スーパーの協力を得てスーパーのポリ袋に4:1の割合でグリーン色袋を使用してもらい、これに紙だけをいれ捨ててもらう事で紙のリサイクルがスムーズに行なわれる効果が期待されています。
果たして、面倒くさがりブエノスっ子に定着するかは疑問ですが、リサイクルの発想を浸透させるには判りやすくて、良いアイディアではないでしょうか。
◆アルゼンチンのお金事情◆(2002年08月現在)
■現在のアルゼンチン通貨等についての説明です。
【紙幣の種類:2ペソ、5ペソ、10ペソ、50ペソ、100ペソ】

【ブエノスで見られる債券の種類:1ペソ、2ペソ、5ペソ、10ペソ、50ペソ、100ペソ】※コインタイプの債券はちなみにありません
→現在は債券は使われていません!要注意!!!

お金のようなパタコン債券
昨年12月の経済危機以降アルゼンチンでは紙幣以外に債券が発行され、現在ではごく一般的に流通しています。→現在は廃止。

ブエノスアイレスでは州が発行「Patacon=パタコン」という債券とアルゼンチン共和国発行「Lecop=レコップ」の2種類ですが、地方へ行けばパタコンの代わりにその州の債券が出回っています。(ちなみにアルゼンチンには州が23あります。詳しくは■どんな国?を参照ください。)→現在は廃止。

<-見分け方は裏面が「これは債券ですよ」という説明文になっているのですぐ判ります。→現在は廃止なので受け取らないようご注意下さい。

 観光・出張等でアルゼンチンに行かれる方に、ぜひ注意して頂きたいのは債券はお金ではないので、紙幣より先に使うようにして下さい。後で手元に残ってもドル換金出来ない可能性大です。小額紙幣はキオスコで使ったり、チップに置いて消費すればよいでしょう。最終的にアルゼンチン人にお願いしてペソと債券を交換してもらうのも手です。 
ちなみに経済危機については、アルゼンチン在住者でないとわからないし、実際現地の方々でもおかれている立場によって様々な捉え方があるので語れるものではない、とTannyは判断しております。そういう趣旨の下、当サイトとBBSでは経済について何も書いておりませんが、債券については書いておくべきと思い取り急ぎ記載します。
●補足:普通現金で支払えば、現金がお釣りとして支払われ、債券で支払えばお釣りも債券で戻ってきます。しかし、まれに現金のお釣りが債券しかなくて、私も受取ったことがあります。
◆ブエノスアイレス常時接続プロバイダ事情◆(2002年7月現在)

「ブエノスアイレス現地・常時接続プロバイダ事情」の回答(2002年7月現在)
常時接続(つなぎほうだい)は、「ADSL」と「ケーブルモデム」2種類があります。

【レート:US1ドル≒3.6〜3.8ペソ、IVA=21%の消費税】

●ADSL:主要プロバイダは3社

※情報についてはVOL2.リンク集・スペイン語に紹介済みのプロバイダ・ウェブサイトで調査。
情報量が会社によって違うのは、そのプロバイダに掲載情報の内容による


プロバイダ1.:<Telefonica Speedy>
月々使用料:※以下料金はTelefonica de Arg.のエリア内。エリア外だともっとかかる。

Telefonica de Arg.エリア(256Kbps)...69.9ペソ+IVA = 86ペソ
Telefonica de Arg.エリア(520Kbps)...89.9ペソ+IVA =108.78ペソ
接続費用:モデム代386ペソ(IVA込)
接続工事費:72.6ペソ(IVA込)※Ethernet network adapter別途必要(金額不明)


プロバイダ2.:<Cuidad Internet-flash>
69.9ペソ+IVA =86ペソ(モデムは要相談)
接続費用:モデム代(IVA込400ペソくらいを覚悟),接続工事費:必要だが料金不明
,※Ethernet network adapter別途必要(金額不明)


プロバイダ3.:<arnet>
上記2社と似たような値段設定

●ケーブルモデム:1社のみ


プロバイダ名:<Cablevision fibertel>(256Kbps)
※↓Cablevisionというケーブルテレビ会社、加入者だとやや安い
未加入:110.88ペソ +IVA(256Kbps)
加入者: 67.90ペソ +IVA(256Kbps)
工事費用: 150ペソ +IVA
※Ethernet network adapter別途必要


●アナログ電話回線使用<注:参考>

無料プロバイダ使用、平日夜のみ1日2〜3時間使用の電話代…2ヶ月で$50位(使用頻度による)
※(VOL2.リンク集・スペイン語に無料プロバイダURL紹介してあります)