2001/03/18 (Last update 2008/07/16)
"Ciudad de Buenos Aires" ブエノスアイレス市内観光
ブエノス市内の主な観光名所です
LA BOCA ボカ地区 / San Telmo サン・テルモ地区 / Plaza de Mayo プラザ・デ・マジョ付近 / Congreso コングレッソ付近 /
Puerto Madero プエルト・マデーロ地区 / Recoleta
レコレータ地区 / Palermo パレルモ地区 / Belgrano
ベルグラーノ地区
ボカ地区はブエノスの港町。ここから主にイタリア系移民者が渡ってきました。
(「母をたずねて三千里」のマルコのママもそうですよね。)
ボカ地区を象徴するカラフルに塗られた家が並ぶカミニート Caminitoという小路にはお土産やが立ち並んでいます。
カラフルな外装は、船に使用したペンキの余りを廃物利用してペイントしたという話。
ロープに干された洗濯ものも下町風情を感じさせてくれます。
ここ数年はこの地区の独特の雰囲気に触発されて、アーティストたちが好んで移り住んできているとか。
益々活気を帯びるボカ地区です。
ボカはまた「タンゴ」発祥地です。
週末毎に街頭にタンゴ演奏とダンスを踊るカップル(いずれもプロ)が登場し、
蚤の市を活気づけて観光客を楽しませてくれます。
※ボカ地区はもともと下町ですから、観光客が入るスポット以外は居住者の区域。
観光客目当ての犯罪も耐えない地域ですので、油断しないで行動を。
人気の少ないところはノコノコいかない方がベターです。名物の橋は眺めるだけにして決してわたらないように。
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:Caminito(カミニート=小路)と周辺のカラフルに塗られた建物、 | ||
:セントロ(市中心部)からColectivo(バス)No.33, 53, 64, 152 / | ||
:とくになし。 | ||
:ツーリスト・インフォメーションがカミニートに面する土産店建物内に有り。 | ||
:カミニート付近以外はスラムも有り、住宅街など観光客は歩き回らぬべき。 |
タンゴとアンティークが集まる下町、サン・テルモ地区 Barrio San Telmo
サン・テルモ地区はタンゴと毎週日曜開催のアンティーク蚤の市で有名。
市はお昼〜夕方ドレーゴ広場を中心にたくさん立ち並びます。周辺のガレリア Galeriaもアンティークがいっぱい。
アンティークのほかに、アーティストの手づくりアクセサリーや雑貨も並びます。
夜のサン・テルモはむやみに歩き回るのは考えものだけど、観光客でも昼間の時間帯なら歩き回っても平気。
でも、多くの人が集まるので、観光客目当てのスリやひったくりに十分気をつけて・・・
街の石畳や建物、カフェなど、街全体がアンティークと言っても過言ではないくらい。
風情のある地区です。
雨が降ったとき蚤の市は出ませんが、ガレリア Galeriaなら大丈夫。お店の価格は値切られることをのを前提に
売値がついているそうなので、まずは交渉を。
日本人=お金持ちと思われている側面もあるので、何人?の質問には適当にとぼけてみたり・・・笑
ボカ地区同様お洒落に敏感なアーティスたちや欧州・米国などから移住する人、お店をオープンする人も多く
どんどん活気づいている街です。
週末のドレーゴ広場を中心に、街頭でタンゴ演奏とダンスなどのパフォーマンスが楽しめるのもうれしい。
観光客向けタンゴ・ショーのお店、タンゲーロ Tanguerosもこの界隈に沢山ありますが、ショー開始は21時〜。
夜のサン・テルモは残念ながら、観光客のみで歩くのはかなり危険なので、ショーへ行く場合の移動は出来れば
滞在先から予約タクシーを頼むか、お店でラジオ・タクシーを呼んでもらう方が安心です。
周辺を走る流しのタクシーに乗ることはあまりおすすめ出来ません。
ドレーゴ広場前のesquina(エスキーナ=カド)にある「カフェ・ドレーゴ」 ブエノスッ子が大好きなオープン・カフェとタンゴの歌詞に出てきそうな内装の対比が魅力。 |
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衣装、ピンバッチ、古レコード、写真、ポスター、古炭酸水瓶、アクセサリーなどが主な商品構成。 |
日本・アルゼンチン修好百周年の年で それにちなんだ品物が並んでいた |
貨物トロッコの線路跡。 |
:(昼)アンティーク蚤の市と建物内アンティークの店と街頭タンゴ、たまに地元の*ムルガやカンドンベのパフォーマンスも登場。 |
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:セントロ(市中心部)からColectivo(バス)No.22, 24, 28, 29, 33,
54, 61, 62, 64, 78, 86, 93, 126, 130, 143, 152, 159, 195 / |
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:周辺の大衆レストランは値段も安くアサードが旨い。歩いて20分位の所にコスタネーラ・スール地区があり綺麗なレストランが並ぶ。 |
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:19世紀調の衣装を着けて記念撮影出来る土・日のみ開館の写真館で思い出の一枚は? |
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:観光客目当てのスリと水風船をぶつけて来る子供のいたずら、夜間は危ないので歩かないで。 |
政治と経済の中枢が集まる旧市街 五月広場付近 Plaza de Mayo
平日昼間は働くビジネスマンと官公庁の役人たちでにぎわっているモンセラット地区の五月広場周辺。
なにしろ、カサ・ロサーダ Casa Rosada(大統領府)、カテドラル Catedral(大聖堂)、カビルド Cabildo(市議会)など
ブエノスアイレスを代表する歴史的建造物が集中する政治・経済の中心地。当然銀行もたくさんある。
映画やミュージカルでも有名なエビータことエバ・ペロンが演説を行ったり、 軍事政権時代に行方不明となった子達の
母親を中心に結成された「五月広場の母たち」が定期的にデモ集会を行う場所だったり、いつも話題に事欠かない場所。
市内観光ツアーに参加したら、絶対最初に立ち寄る場所です。
でも週末と休日は静か。土日と祝日は全面的にお休みして、この周辺に来るのは観光客とモノ売りたちくらい。
しかし記念行事やイベント、政治的パレードの時にはどこからこんなに人が?と驚くほど必ず人々が集まる場所です。
楽しいイベントの時もスリや置き引きにご注意!
デモ行進やストなどの時は、道路も封鎖されて警官隊なども出たりして危険なので、
なるべく行かないで状況はテレビのニュース報道などで確認しましょう。
Casa Rosada、(英語でピンク・ハウス) 映画「エビータ」でエバと夫のペロン大統領が演説を行った場所としても有名。 |
正面だけがきれい?なサーモンピンクに塗り直されて、側面は色あせたまま。 ペンキ代が資金不足だったからとか。 |
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:一日観光ツアーで見るべき歴史的建物等がたくさんある。最も古い老舗カフェ「Tortoni(トルトーニ)」をはじめ、古くて渋めの落ち着く雰囲気のカフェがある。中央郵便局では過去に発行された美しいデザインの記念切手が購入出来る。 |
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:セントロの旧市街で交通至便。ボカ地区からColectivo(バス)No.33, 64, 152
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:とくになし。 |
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:ツーリスト・インフォメーションがフロリダ通り(カテドラル駅近く)に有り。 |
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:休日は人通りが少ないので注意。平日しか営業していない店も多い。夜間は観光客は歩かない方がよい。 |
国会議事堂は修復も終わり美しく復活。
五月広場かまっすぐ続く五月大通り Av. de Mayoが国会議事堂前の国会議事堂広場 Plaza de Congresoに到達。
立法の中心である国会とその関連施設が並ぶビジネス街です。
古くからのホテル、劇場も集まっていて、市内あちこちへ行くバス停や地下鉄の駅も集中しているので交通に便利。
この公園ではかつて賃上げ要求をする学校関係者がテントを張って抗議のデモを続けていたこともありました。
今も抗議のデモ行進などをする際にこの場所を基点にする団体も少なくないです。
くどいようですが、人が集まる場所ではスリなど犯罪にご注意を。
デモ行進には近寄らない方がその後の旅をエンジョイできる秘訣です。
国会議事堂を斜め右側から |
国会議事堂に隣接する旧カフェ・モリーノ Cafe Molino |
:国会議事堂とその周辺に並ぶ劇場、公園。 |
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:Subte linea A(地下鉄A線)Est.Congreso(コングレッソ駅)、linea
B(地下鉄B線) |
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:市政府がこれから観光に力を入れそうな?Monserrat(モンセラット)地区には |
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:とくになし。 |
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:旧市街なので夜は町が暗くなり、観光客は注意が必要。デモの時には近寄らない方がベター。 |
横煉瓦倉庫を改築した人気のベイエリア、プエルト・マデーロ Puerto
Madero
日々進化を遂げる人気スポット、マデーロ地区。
最初はレストラン、カフェとカソリックの大学でスタートしましたが、次第に街が成熟化。
いまや周辺には船上カジノ、一流ホテルに高級マンションが立ち並ぶブエノス1人気のおしゃれスポット。
鉄道も復活し、観光列車も運行しています。(時期によって運休している場合も。詳細は現地でご確認を)
音楽イベントやアートフェスも開催され、 観光される方々も訪問する確率の高い場所です。
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:美味しくサービスの行き届いたレストラン、夜景が美しいカフェやアイスクリームやさんなど充実で | |
:ボカ地区からColectivo(バス)No.33, 64, 152 / | |
:クリントン元米国大統領が絶賛したアサードレストランの他、ブエノスアイレスの最高の食が楽しめる | |
:隣国ウルグアイの2都市(古都コロニア Colonia行きと、首都モンテビデオMontevideo行き)往復フェリーの乗り場がある | |
:カジノはかなり高価。比較的安全な地区だが、カジノ帰りの観光客が狙われた事件もあったので注意も必要 |
映画館・ホテル・ディスコなどのアミューズメント施設が充実のレコレータ Barrio
Recoleta
高級ホテル、映画館の入るショッピングセンター、ディスコにカフェ、レストランなどが充実する便利で楽しいスポット、レコレータ。
観光名所の1つ、エビータが眠る墓園や国立美術館、国立図書館、大学、アートギャラリー、デザインセンターなど文化施設も充実。
毎週日曜に開催の蚤の市では手づくり雑貨やアーティスティックなアクセサリーも多い。
コンサート、ファッションショーなどイベントも開催。
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オレンジの建物は 国立美術館 |
レコレータ・デザイン・センター
公園にはいつも人が集まっている |
春のブエノスアイレスらしい風景 |
: 休日の広場は大道芸に蚤の市、アーティストの手づくり雑貨に子犬里親募集まで開催しており、地元っこも観光客も楽しめる |
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: 映画館、カフェ、こじんまりした美味しいイタリア料理店、アミューズメント・スペースでの軽食などTPOに合わせ選べる |
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:エビータのお墓は観光客のほとんどが訪れるので案内がなくても人について行けばたどり着けるが、心配なときはお墓の係員に |
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:比較的 安全な地区だが、人気の少ない場所では油断しないで |
動物園・公園・大学からライブハウスにレストラン、エキスポ会場まで・・・
ブエノスで一番ホットな場所、パレルモ Barrio Palermo
何を隠そう、タニィの職場と住居がある場所パレルモ。大好きな街です。
正式名称を「二月三日公園 Parque Tres de Febrero」といい、世界最大の公園地区として有名
ボルヘスなど著名人の出生地としても有名で、ブエノスアイレスの日本庭園もここに位置する。南米最大の日本庭園として知られる。
近年旧市街がおしゃれな若者のブティックや雑貨ショップの出店地として人気となり、ディスコやクラブ、ライブハウスに小洒落たレストランと
楽しめるスポット満載で、NYのソーホーやハリウッドになぞらえ、パレルモ・ソーホー、パレルモ・ハリウッドと呼ばれるように・・・
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名物の観光馬車、マテオ Mateo 4人迄乗れて料金均一15ドルだから シェアして乗れば割安に。 交渉次第で多少割引もあるかも? |
手作りアクセサリーと古本の出店が多い |
入り口 前を歩くだけでわくわくしてくる |
ハルディン・ボタニコ Jardin Botanico植物園 入場無料 別名:ネコ公園? と言いたくなるほど野良猫多し |
:動物園、蚤の市、農牧組合博覧会場「ラ・ルーラル La Rural」、日本庭園 Jardi'n Japone's、プラネタリウム、バラ園、装飾美術館、東洋美術館
ホォアナ・デ・アルコ、 |
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:ダイエットや体にやさしいマクロビオティックなど、こだわりの食、おしゃれなメニュー、寿司・カレーなどのエスニック料理、バーなど今のブエノスを知るなら訪ねてみて。 |
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: 安全、といわれていたパレルモ地区も観光客の増加に伴い、近年犯罪が多発。スリや強盗はブエノス市内どこでも常に注意して。 |
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:お店の最新情報は日々変わります。訪問する際は事前に閉店していないか確認した方がベター |
Belgrano
ベルグラーノ地区(ブエノス市内の高級住宅街、お洒落なお店と日本食材も手に入る)
ブエノスアイレス屈指の高級住宅街として有名なベルグラーノ地区。さらに郊外は別荘地として、大統領や政財界の著名人・有名人の住宅や
別荘が立ち並ぶ。
日本人学校や私立大学、警察署、病院なども充実。日本食に必需品の食材が揃う東洋人街もある
毎週日曜の蚤の市は他の場所とは一味ちがったホンモノ志向の雑貨やアート、楽器などが充実している。
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