2000/03/24-26 2泊3日の旅 (Last Update 2008/07/17)

南米のスイス、バリローチェ BARILOCHE の旅

 Barilocheのお楽しみと言えば、大自然とその自然がはぐくむ味覚。例えば真夏のキャンプ
ラフティング、パラグライダー、釣り、トレッキング、湖ダイビング、真冬のスキー、秋の
山の収穫(キノコや木の実)、陶芸(洒落たお土産品も沢山あります)。
我々観光客には
自家製チョコレートであったりチーズ・フォンデュであったり美しい湖で捕れ
マス料理だったり。(あれれ、食ばっかり?いや秋だったからね。)
チーズ生ハム巻き(にしんの昆布巻に似た隠れた人気おみやげ)なんて珍味もある。しかも、
猪(いのしし)肉の生ハムという凄さ!

*物価はブエノスと変わらず高いです。料理の量はたいてい多いので、2人で半分が日本人には丁度よい。
 観光名所は沢山あるのだが、シーズンオフの秋2泊3日のんびり過ごした私達の選択は以下の通り。
地元の観光局で申し込んだ。

  1. OTTO山ゴンドラコース

  2. バンビの森 (アラジャネスの森)

  3. ヴィクトリア島

  4. 市内観光


OTTO山ゴンドラコース
 オットー山 CERRO OTTOにはロープウェイがあり、そこからバリローチェの町が一望出来、
山頂には回転する展望喫茶もあります。期待して行ったけれど、展望はまあまあ・・・。


ロープウェイ乗り場、日本と似たような感じ

美しい自然に赤いロープウェイが映える

回転喫茶はその速度が早すぎてちょっと酔ってしまった。でも景色の良さはまさに絶景


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バンビの森
 
その名の通り、ウォルト・ディズニー・アニメ「バンビ」の舞台モデルとなった赤茶色の
木肌が美しい 樹木の森、アラジャネス国立公園 Parque Nacional ARRAYANES。

通称「アラジャネスの森」は、「バンビの森」として有名。
その独特の木肌と景観はまるで童話の世界にまぎれたような美しさで、国の自然
保護地区にも指定されている。


バンビの森へは上の船で行く。風がきついと少し船酔いする。

かわいい看板がでており気持ちも高鳴る。

ご覧の通り赤い樹皮の木々の森

管理事務所にはこんなメモ書きが

樹木のアップ

 
(左)「立ち入り禁止」看板もこんなにかわいい 
(右) 針葉樹もユーモラス、次回来る時は植物図鑑を持参したい

 

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ヴィクトリア島
 
湖の多いバリローチェには美しい島が沢山あり、多数のオプション・クルージングが楽しめる。
その中で評判の ヴィクトリア島ツアー Excursio'n de Isla Victoriaに参加。
※ Excursio'n=小旅行、ツアーのことです。


ヨーロッパの童話さながらの世界が広がる島の景色に心密かに感動。

▼見た目は美しいけれど、ひどくまずかった!木の実

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市内観光
 
バリローチェの街はスキー場設備が整い、北半球のシーズンオフ期には上質の雪を求め、
プロスキーヤーが合宿することでも知られる。国内では唯一雪が堪能できる修学旅行のメッカ。

そんなわけで街は意外と都会。ブティックにお土産ショップなどおしゃれな大型店も沢山ある。
またヒッピーのフェリアという場所ではブエノスより面白くて味わいある手作り雑貨やアクセサリーが
手頃な値段で売っていた。

何より絶品なのはチョコレート!一説には欧州でもスイスなどからの移民が多いからだとか。
試食も有。チョコレートって見た目はブエノスの市販品と変わらないのにバリローチェで売っている
もの はてづくりで新鮮・厳選された材料を使っているからか?とても美味しい!

また木の実のシロップ瓶詰めやジャム、いのしし・シカの燻製などのお土産ものも充実、女性には
たまりません。

南米のスイスと言うのは本当ね、と納得するほど本国のスイスを凌ぐような魅力にあふれた街です。

**お食事どころは、From Buenos Aires HPのKOUNOさんご夫妻に教えて頂きました。 (いつも色々お世話になってます)


ブエノス市内にも支店があるチョコレート屋の本店、チョコだけでなく店オリジナルの陶器が
かわいい。特にフォンデュ鍋など当地でなければ入手不可能。もちろんチョコレートは絶品。
この手のお店が至る所に沢山ある。まるで日本の長野か軽井沢?



「スイス人の小さな家」という名のお店・宿泊可。



サービス品のフォンデュを頼む
でも チーズに漬けるべき具が
パンばかり、ソーセージは少々・・・
思わず具の追加を頼んだ。

ベースのチーズはお酒たっぷり
お酒が苦手な人はご注意。


スイス風料理と宿泊サービス・
カシータ・スイサ
Hosteria(民宿)とレストラン。
店名:Casita SUIZA 住所:Quaglia 342 電話:54(02944)42 6111/42 3775

(バリローチェは物価がブエノスと変わらず高いで注意。)


地元料理が食べられるレストラン・
ハウハ
店内装飾も山小屋風でセンス良い、値段が手頃なのも魅力。
店名:JAUJA(ハウハ) 住所:Quaglia 366 電話:54(02944)42 2952

(量は多いので、スープ以外は二人で1人前がベスト)


美しい湖で捕れる名物Trucha(=マス)料理
これを食べなきゃココに来た甲斐なし!

にんにくのスープ Sopa de Ajoは
ミルク入りで臭いも気にならず非常に温まるのでおすすめ。

 

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マスや猪肉等
各種薫製とチーズ、瓶詰め製品のお店
レストランも併設
店名:Ahumadero FAMILIA WEISS 住所:Palacios 167 
電話/Fax:54(02944)42 4829

スイス・ドイツ系移民が多く、
地ビールも名物なバリローチェ

ビールの居酒屋 CERVECERIA
の看板もこん なにラブリー。


生ビール、黒ビール、
ブルーベリーやくろすぐりなど地元の
木の実を使ったスィートな
フルーツビールも女性に好評♪

 

今回の旅行は3月末、秋にさしかかったばかりのバリローチェであったが、
思いがけず冷え込み、↑Piedra(=雹=ひょう)まで降り出す有様だった。

 

今回は秋の紅葉が美しいバリローチェでしたが、高原の風がさわやかな真夏バリローチェ、南米のスキーが楽しめる
白銀のバリローチェ も楽しんでみたい。

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